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2014年 01月 10日 ( 1 )

アオウミガメ産卵ラッシュ。小笠原諸島で生まれ、産卵のため無事40年後に里帰り!

いま小笠原諸島でアオウミガメの産卵ラッシュが続いている。
太平洋戦争終戦後に小笠原諸島を巣立った「絶滅危惧種」に指定されているアオウミガメが、40年を経て続々と回帰。小笠原諸島で最大の父島を中心に「産卵ラッシュ」が続いている。小笠原村の「小笠原海洋センター」の調査で、父島列島での2013年の産卵巣数が、1979年の調査開始以降最多の1982カ所に上ったことが今月9日に分かった。

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                   <アオウミガメ by Brocken Inaglory>

小笠原諸島は、太平洋戦争終戦後の1946年にGHQ(米国)が占領。その後1968年に日本へ返還されるまで殆どの日本人は島外に転出していた。そのため地元漁師により盛んだったカメ漁が、GHQ占領下ではほとんど行われなかった。アオウミガメにとって唯一の天敵が不在で、それまでより多く産卵できその時生まれたカメが40年を経て一斉に産卵のために回帰しているものと考えられる。

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              <父島での今年元旦のアオウミガメの放流>

ユネスコの世界自然遺産にも登録されている小笠原諸島の父島は、日本全国に20数箇所あるアオウミガメの産卵地の中で最大規模となる。アオウミガメは海を回遊しながら成長し、産卵できるようになるまで約40年かかり、生まれた地域に戻って産卵する習性がある。小笠原諸島では、GHQの占領から約40年たった80年代後半から次第に産卵巣数が増え始めたという。
また「小笠原海洋センター」では、一部の卵を巣から掘り出し、安全な場所に移してふ化させ放流する活動も毎年実施しており、これも大量回帰の一因となったと考えられるという。
世界自然遺産の父島がいつまでもアオウミガメの天国であることを願うばかりです。

<小笠原海洋センターのウェブサイト>
http://bonin-ocean.net

<日本ウミガメ協議会のウェブサイト>
http://www.umigame.org/J1/umigame_sanranchi.html
by tsune2514 | 2014-01-10 19:47 | 社会コラム
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