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TODAY'S Column [今日のコラム]

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2013年 12月 26日 ( 1 )

本日安倍総理靖国神社参拝。米政府「日本の指導者の行動に失望した」と異例の声明。

本日12月26日午前、安部首相は靖国神社に参拝した。現職首相の靖国参拝は、2006年8月15日終戦の日の小泉首相(当時)以来7年ぶりとなる。
この安倍総理の靖国参拝について米政府は、在日米国大使館を通じ、「日本は大切な同盟国であり友好国だが、日本の指導者が近隣諸国との関係を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している」と異例の声明を発表した。

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           <靖国訪問に向かう安部首相一行>

これは小泉総理の時の靖国参拝ではなかった事で、米国政府が米国と直接関わりのない事柄で、日本の総理の行為について明確に批判声明を発表するのは、異例中の異例。この米政府の声明の趣旨は、首相の靖国参拝そのものを批判しているのではない。11月23日中国が尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定した以降、中国に対する安全保障上の緊張感が続いている現在、火に油を注いで緊張感を増幅させるような行動を、「何故いま安倍首相がとったのか」と批判していることに、安部総理は気づかなければならない。
尖閣諸島の領有権を中国が主張し、盛んに領海、領空に侵入を継続していることについて、日米共同で対処する必要がある。この尖閣列島の問題と比較し、安倍総理の靖国参拝は、その重要性に関しては比較にならないほど低い。靖国神社は過去の経緯はともかく、いまは一私的宗教施設にすぎず、参拝は総理の職務ではない。あくまで個人の心の問題で、日本人全体にとっても靖国神社に対する思いは一様ではない。安倍総理の祖父岸信介元総理はA級戦犯で、靖国神社について安倍総理の個人的な思いがあるだろうが、靖国参拝により確実に対中国との間に緊張が増す事は明らかなのに、敢えて今参拝した安倍総理の政治音痴ぶりにはあきれて物が言えない。
「平和遺族会全国連絡会」の西川重則代表は、「アジアとの関係があまり良くないこの時期になぜという思いだ。一国の責任者の参拝は閣僚とはわけが違う。追悼の意を表す方法は他にもあるはずだ」と批判した。

安部総理は自己満足しただろうが、後からどの様な理由をつけようが、今回の軽率な行動で唯一信頼の置ける強力な同盟国米政府の信頼を損ねた事と、慎重に外交戦略を実施していかなければならない対中国に対し、不必要な軋轢をもたらした事実に変わりはない。

<安倍総理の靖国訪問を伝える動画 by FNN>
http://www.youtube.com/watch?v=PrC3g4LJKtw
by tsune2514 | 2013-12-26 23:40 | 政・経コラム
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