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TODAY'S Column [今日のコラム]

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馬脚を現した 小沢一郎

安倍前総理の辞任騒動が過去の記憶となりつつある今日この頃。今度は突然の小沢民主党党首の辞任劇が勃発。
しかも大の大人が寄ってたかって慰留を働きかけ、ひょっとしたらあの豪腕と称された小沢が辞任を撤回する可能性も出てきた。
記者会見を開いて辞任表明した小沢が、舌の根も乾かないうちに辞任を撤回したならまさに『世紀の茶番劇』。どの面下げて党首としての発言をするのか見てみたいものだ。

馬脚を現した 小沢一郎_b0022690_1171783.jpg

朝青龍の仮病疑惑、沢尻エリカの『別に』発言、亀田大毅のプロレス反則技も、小沢の辞任騒動に比べれば可愛いものだ。

小沢の辞任会見は実質公の場での民主党執行部に対する恫喝宣言で、『俺が止めたらあんたらで民主党を束ねていけるのか』と脅しをかけているに過ぎない。
小沢は民主党の政権担当能力を問題にしているが、本当に問題しなければならないのは、自分自身が総理としての指導力に適性を欠いているという事実だ。

彼は所詮影のフィクサータイプで、議会の場で堂々と論陣を張る能力はまったく無い。
だから党首討論を避け、得意な密談に逃げ込もうとする。

アメリカのシーファー駐日大使との会談で小沢の時期総理としての力量は見限られた。
日米に存在する政治課題につきいろいろ注文をつけ、時期総理としての能力を内外に見せ付ける絶好の機会だったはずなのに、単に『国連決議の無い給油活動は反対』の一点張りで終始した。
民主党に政権担当能力が無いとは、つまりは小沢党首に時期総理としての資質が無いとイコールであることに気づいていない。いや気づいているからこそ大連立という奇策にでて、自分がぼろを出さなくてもよい体制を構築しようとした。

安倍対自分なら楽勝と思っていたが、福田対小沢なら世論調査からも分が悪いことは明白だ。
だから衆議院選は楽な戦いではないと判断したのだろう。

今回の辞任劇で小沢の政治生命は完全に終焉した。
政権交代を期待する多くの国民にとって、小沢が辞任を撤回しようが、何人か引き連れて自民党に寝返ろうと「そんなの関係ねぇ!」という気持ちに違いない
by tsune2514 | 2007-11-06 18:23 | 政・経コラム
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