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TODAY'S Column [今日のコラム]

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消息不明のマレーシア航空370便の捜索エリアで浮遊物確認!

3月9日、中国民用航空局の李家祥局長は記者会見で、8日未明から消息不明となっているマレーシア航空370便の捜索に関し、北緯6度42分、東経103度29分の海域(タイランド湾沖)で、浮遊物とみられるものが確認されたと明らかにした。前日8日、ベトナム空軍機が油と思われる浮遊物を発見していが、その他の浮遊物の発見は初めてのことになる。

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  <行方不明機の残がいと思われる浮遊物(タイ湾トーチュー島西南約100km by Record China>

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             <浮遊物とみられるものが確認された海域>

また前日まで、2名の乗客が盗んだパスポートで搭乗したことがわかっていたが、今日になり4名の乗客が盗んだポスポートを使用していたことが判明した。また当初確認された2名(イタリア、オーストラリア人)は航空券を連番で購入、また飛行プランもクアラルンプール-北京-アムステルダムと共通だったことが判明した。
このため米FBIは、今回マレーシア航空機失踪の原因にテロの可能性が出てきたため、捜査員をマレーシアに派遣することを決めた。

尚、マレーシア政府は、370便が墜落したと思われる広い海域の捜索には、陸と異なり各国の協力が不可欠と判断。現段階で中国、米国、フィリピン、インドネシア、ベトナムが捜索に協力している発表している。
しかし残念ながらここに日本の名前は出ていない。沖縄から捜索海域までは9000Km程度で、フィリピンを経由すると日本の海上保安庁の保有する航空機で、十分捜索活動は可能である。現在の海上保安庁の活動範囲は、法改正により海域の限定が解除され、全世界の公海で活動が可能だ。具体的にはマラッカ海峡の海賊捜索任務などがある。 安倍総理の考え一つで、日本の海上保安庁の使命、海上捜索能力を世界に示すことができるはず。彼は自身の権力に関わることは、即物的に反応する脳を持っているが、フィリピンの台風30号による災害の時もそうだが、他国の人命・人権に関わることにはほとんど無反応と言って良い。安倍総理の頭脳の中の他者を思いやる機能は、すでに退化してしまったのだろう。

尚、米海軍は米東部時間8日午前、声明を発表。米海軍第7艦隊がマレーシア航空機の捜索に協力するため、ミサイル駆逐艦「ピンクニー」を派遣したことを明らかにし、すでに当該海域に向かったとのこと。

<マレーシア航空370便の捜索状況を伝える CNNニュース>
http://edition.cnn.com/2014/03/09/world/asia/malaysia-airlines-plane/index.html?hpt=hp_t1
by tsune2514 | 2014-03-09 20:27 | 国際情勢
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