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あまりにも遅くて少なすぎる、安倍日本政府のフィリピン台風30号被災への支援。

11月8日にフィリピン・レイテ島に上陸した台風30号はフィリピン中部のレイテ島を中心に950万人が被災し、死者は1万人に達する恐れも出ているという。
海外メディアから「スーパータイフーン」と称されている台風30号がフィリピンを直撃する可能性が高いことは、台風の進路から日本政府には十分わかっていたこと。それにも関わらず、日本政府がフィリピンの被災に対し支援を実施したのは余りにも遅く、その内容も非常に小さなものに過ぎない。つまりToo little too late なのだ。
日本政府がこれまでフィリピンの被災に対しとった対応は、台風30号がレイテ島に上陸してから3日後の昨日11日午後、ようやく医師、看護師、薬剤師からなる国際緊急援助隊の医療チーム約25人を成田航空から派遣。そして今日12日になって国際緊急援助隊として本隊30人と医療チーム20人の計50人の自衛隊派遣と、国際協力機構(JICA)を通じ、6000万円を上限としてビニールシートやマットなどの緊急援助物資も供与することを発表した。ただしこれはまだ発表の段階で、2人が先遣隊として本日中にマニラに入り、フィリピン政府から必要な支援内容をヒアリングするとのこと、実際に支援作業をする本体48人は明日13日にも出発する予定。また自衛隊機による輸送を計画しているが、フィリピン政府の許可が得られない場合は民間機を使用するとしている。
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           <11.8日の台風30号の様子>
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            <台風30号の被災にあったフィリピン市街>

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         <成田から出発する国際緊急援助隊の医療チーム約25人>

これに対し米国は、在沖縄米軍が10日、約90人の海兵隊員と支援物資を乗せたKC130輸送機2機を普天間飛行場からフィリピンに派遣。また既に先週9日から物資輸送に加え、洋上での捜索活動を行うため隊員約300人とオスプレイ4機を含む航空機9機が、現地で支援を始めている。
さらに11日、米国防総省はフィリピン中部で人道支援活動を行うため、香港に停泊中の空母「ジョージ・ワシントン」に派遣命令を出したと発表。巡洋艦2隻、駆逐艦2隻、 補給艦1隻もフィリピンに向かっていて、2~3日中に現地に到着し、活動を始めるとのこと。
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            <フィリピン支援に向かう空母「ジョージ・ワシントン」>

一体日本政府は2年前の2011年3月11日、東日本大震災で世界中から受けた支援、とりわけお隣台湾の巨額の支援金、また米軍による『トモダチ作戦』のことをもはや忘れてしまったのだろうか?
安倍総理が本気で支援する気があるなら、台風の進路がフィリピンを直撃するとわかった時点で事前にフィリピン政府と連絡を取り、自衛隊機派遣の許可を取ることなど、国交のある同じ自由主義国家なのだから簡単なことなはず。
それとも安倍総理は東日本大震災当時は野党で、当時の世界各国からの支援については政権にいなかったのでよくわからないとでも言うのだろうか。

遅きに失したといえど、今からでも日本が取りうる最大限の支援を直ちに実行に移し、『そこまで日本はするのか。日本は2年前の東日本大震災で世界から受けた恩を忘れず、いまフィリピンへの支援で返そうとしている』と世界から言われるように、誠意ある対応を世界に示して欲しいものだ。



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by tsune2514 | 2013-11-12 21:54 | 政・経コラム
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