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2013年 12月 08日 ( 1 )

近年最大の弔問外交なるか。故マンデラ元南ア大統領の国葬、今月15日執り行われる。

今月12月6日(現地時間)、南アフリカのズマ大統領は、前夜死去したネルソン・マンデラ元大統領の国葬を、今月15日(現地時間)に故マンデラ氏が少年時代を過ごした故郷、南アフリカ東部のクヌ村で執り行われると発表した。あわせて10日、南アフリカ最大の都市「ヨハネスブルク」のサッカースタジアムで、「追悼式」を開催することも発表した。
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<在りし日のマンデラ氏>

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<国父と慕われた故マンデラ氏の死を弔う南アフリカの人々 by AFP>

故マンデラ氏は国民から「国父」と慕われ、1993年にはノーベル平和賞を受賞、世界中の人々から尊敬を集めてきた。
故マンデラ氏は若くして反アパルトヘイト(南アにおける白人と非白人の人種隔離政策)運動に身を投じ、1964年には国家反逆罪で終身刑の判決を受け、1990年に釈放されるまでの27年間、獄中生活を送ることになる。そして釈放の翌年、アフリカ民族会議(ANC)の議長に就任。後にマンデラ氏が大統領に就任した時、副大統領となった白人のデクラーク氏と共に「アパルトヘイト」撤廃に尽力。1993年にはデクラーク氏と共にノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初の全人種参加選挙を経て、同国大統領に就任。民族和解政策を進め、20世紀中には不可能と思われていた、「アパルトヘイト」の完全撤廃を成し遂げた。1999年に行われた総選挙を機に政治家を引退したが、その後も世界に多大な影響力を与え続けてきた。

このマンデラ氏の偉業を偲ぶため世界の主だった国家元首、首脳が弔問に訪れ、近年最大の弔問外交が展開されるものと見られる。米国からはオバマ大統領が出席、日本からは皇太子殿下が出席されるとのこと。
ズマ大統領によると、故マンデラ氏の遺体は11日から13日まで首都プレトリアの政府庁舎に安置され、また8日が「国民の祈りと黙とうの日」に指定された。

世界の民族分離問題で、20世紀中に解決不可能と思われてもうひとつのテーマが、東西ドイツ・ベルリンを隔てていた、所謂「ベルリンの壁」だが、この壁は1961年8月13日に東ドイツによって西ベルリンを包囲するためにつくられた。しかしソ連崩壊とともに1989年11月10日に破壊され、翌年10月3日に東西ドイツが統一され、この問題も20世紀中に解決した。
だが極東には、南北朝鮮分離問題が依然として未解決のまま放置されている。1953年7月27日の朝鮮戦争停止以降、早60年になるが平和条約も結ばれることなく、相変わらず双方銃口を向けたまま解決する兆しさえ見えない。双方国連に加盟し主権国家として成立しているが、北朝鮮の最高権力者「金正恩」は自身の保身のため、内部批判勢力の粛清に勤しみ、南朝鮮・韓国の「朴槿惠(パク・クネ」大統領は、強奪した竹島にしがみつき「反日」の嘘つき外交に励んでいる。世界で唯一、同じ民族が半世紀以上も分離し互いに銃口を向け合っている事に、恥ずかしさも罪悪感も感じないらしい。実に奇妙なDNAを持った民族である。韓国大統領が故マンデラ氏の弔問に訪れるとの公式発表は未だない。彼女には、27年間投獄されながらも国民を分断する「アパルトヘイト」政策の撤廃に生涯をかけた、故マンデラ氏の「爪の垢」を是非煎じて飲んでもらいたいものだ。

<マンデラ氏の国連での演説>
http://www.youtube.com/watch?v=dMV_qIllqj4
<マンデラ氏国葬を伝えるCNNニュース by CNN>
http://edition.cnn.com/video/data/2.0/video/world/2013/12/06/nelson-mandela-world-tribute-orig.cnn.html
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by tsune2514 | 2013-12-08 23:48 | 国際情勢
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