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日本水泳連盟はエライ!

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6/6-6/8に行われたこ競泳ジャパンオープン(東京辰巳国際水泳場)で出た計17個の日本新のうち、英スピード社の水着「レーザーレーサー(LZR)」を着用した選手によるものが16個となった。
北島康介選手も二百メートル平泳ぎ決勝で、2分7秒51の世界新記録を樹立した。
ミズノと個人契約を結んでいる北島は、5月上旬に右肩に痛みが出て、十分な練習もできていなかった状態での世界新記録達成で、LZRの優秀さに驚くばかりだった。

この誰もが認めざる得ない結果を受け、日本水泳連盟が、明日10日の常務理事会で北京オリンピックでLZR着用をを容認することは決定的となった。
この水着問題に対する日本水泳連盟の采配は、近年スポンサーの有形無形の圧力により、選手選考等が歪められてきた競技団体(例えばトリノの日本女子フィギュアースケートの安藤美紀)などと比べ、実にクリーンで公正なマネージメントといえる。

何よりオリンピック代表選考が、素晴らしかった。アメリカでは当たり前となっている、本番前の選考会での一発選出。事前に選考の条件・基準を示し、レースが終わった段階で、誰が代表に選出されるかわかる、きわめて明確な代表選考会を実施した。

前の大会でメダルを取っていようが、『そんなの関係ない』という厳しい代表選考。だからこそ今日『水泳ニッポン』が復活したのも頷けるというものだ。

それと比較すると、問題大有りなのが日本柔道連盟。代表選考大会で敗れたのに男女ともオリンピック代表に選出される選手が続出。その象徴が、「柔らちゃん」こと谷亮子選手。

全日本女子柔道選抜体重別選手権大会に出場。決勝戦で山岸絵美に、1990年以来(日本人選手相手)、となる技で有効ポイントを奪われる完敗を喫した。
谷亮子は2007年の全日本選抜体重別選手権では福見友子に敗れ、2年連続で全日本選抜体重別決勝で敗退したことになる。

力の衰えていることは間違いのない現在の谷亮子。さらに敗れて代表になることによる負い目が、オリンピック本番で確実にモチベーションの低下を招いてしまうだろう。
おそらく国民的非難のもと出場したトリノの安藤美紀と同様に、惨敗することは目に見えている。

そういえば安藤美紀も、谷亮子も世界の大企業トヨタの社員。オリンピックにはトヨタ枠があるらしい。
商売は確かにうまいトヨタ自動車。広告スポンサーとしてTVメディアにも強力な影響力を及ぼす。TVメディアは一様にトヨタのようなナショナルスポンサーに頭が上がらない。だから谷亮子の代表選考に対し公然とした非難は封じられている。

強い者が勝ち、強いもの代表となる。こんなシンプルさが失われた競技は、もはや人々の憧れを失い、ピエロとなった選手の無様さを楽しむ、余興へと化してしまうことだろう。

※以下山岸絵美、谷亮子、福島友子の2006-2008の主な成績
[山岸絵美]
2006年 ポーランド国際 優勝
2007年 オーストリア国際 優勝、アジア選手権大会 優勝、東アジア国際柔道大会
 優勝
2008年 ドイツ国際 優勝、全日本選抜体重別柔道選手権 優勝(北京オリンピック代表に選ばれず)

[谷亮子]
2007年 - 全日本選抜柔道体重別選手権大会 準優勝(代表選出)  世界柔道選手権 優勝
2008年 全日本選抜体重別柔道選手権 準優勝

[福見友子]2006年 - 福岡国際女子柔道選手権大会 優勝
2007年 - 全日本選抜柔道体重別選手権大会で初優勝 (07'世界柔道選手権代表に選ばれず)
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by tsune2514 | 2008-06-09 21:33 | スポーツコラム
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