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TODAY'S Column [今日のコラム]

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横綱審議委員会は朝青龍に「綱」返上を勧告すべき。

大相撲の夏巡業を仮病でサボり、モンゴルでサッカーに興じた横綱朝青龍。
相撲協会から謹慎処分を受けても、ファンへ謝罪もせず、ふて腐れて自宅に篭城している朝青龍。
横綱審議委員会は朝青龍に「綱」返上を勧告すべき。_b0022690_1620832.jpg

入れ替わり立ち代り医者が診断に出向いても、一向に治療に応じようとしない朝青龍。
これまでも横綱に求められる品格とは程遠い悪行を、数々繰り広げてきた朝青龍。
例えば、同じモンゴル出身の旭鷲山に負けた腹いせで車のドアミラーを破損。これは旭鷲山が告訴したなら立派な器物損壊罪にあたり、刑法では「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」となる。
 おそらくまともなアスリートなら、スポーツの世界で正当に戦い、その結果負けたからといって相手の持ち物を壊すなんて考えられない。この一事だけでも十分横綱失格に値する。
 相撲黎明期、江戸相撲当時の最高位は大関だった。当時行司の総元締めをしていた吉田司家が谷風梶之助と小野川喜三郎に横綱免許を与えたのが、実質的な初代の横綱と言われている。当時の横綱はあくまで番付の最高位ではなく名誉としての称号だった。
同時代に雷電為江門という最強力士がいたが、横綱の免許を与えられず終生大関のままだった。

現在吉田司家の役割を果たしているのが、横綱審議委員会といえる。
しかし今の横綱昇進規定である「二場所連続優勝又はそれに順ずる成績」、特に二場所連続優勝した場合は、自動的に横綱に昇進している。つまり実質的に横綱の品位は審議されていないといえる。それにしても朝青龍の行状は、横綱の品位を問うというレベルではない。社会人としての普通のレベルのモラルさえ守れていない。
 
 今後たとえ朝青龍の思惑どおりモンゴルに帰り謹慎期間が明けたとしても、再び横綱として土俵に立つことは出来ないだろう。仮に相撲協会が許したとしても相撲ファンが黙ってはいない。勝っても負けても連日座布団の嵐が舞うことになる。
 はたして蚤の心臓の持ち主朝青龍は、それに耐えて15日間戦い続けることが出来るであろうか。
 朝青龍を横綱に推挙したのが「横綱審議委員会」なら、きっちりと「綱」返上勧告をするのが
最低限の責務であろう。
by tsune2514 | 2007-08-21 16:26 | スポーツコラム
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