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トリノオリンピック「女子フィギュア」メダル予測

日本時間の明日早朝行われる、女子フィギュアフリープログラム。
当たるも八卦、当たらぬも八卦で、メダル獲得予測をしてみよう。
金メダルは勿論、一押しのスルツカヤ。昨日の抽選の結果(抽選風景をテレビで見たのは初めてで、『ちゃんとやっているんだ』と妙に感心する)、スルツカヤが最終スタートというのも、彼女の悲願の勝利をお膳立でしているように感じられる。最終スタートだとスルツカヤのレベルなら、それまでの選手の得点次第でどんな演技でもできる。ショートプログラム(SP)上位三人(コーエン、スルツカヤ、荒川)の中では、全くのノーミスで演じきったスルツカヤが、安定感で頭ひとつ抜けている。何しろ笑顔が一番だ。
銀メダルは、ジャンプで転倒さえしなければコーエンが順当に獲得するだろう。体の柔らかさは、バレエダンサーだった母親の影響で7歳でフィギュアを習うまで幼いころからバレー漬けだった成果が表れている。
SPではスルツカヤ同様、ほぼノーミスで演じきった。ジャンプの転倒さえなければ、相当スルツカヤにプレッシャーを与えることができる。
彼女の唯一の欠点はジャンプの高さがないことで、強みは体の柔らかさを生かした「スパイラル・ステップシークエンス」だ。女子フィギュアスケートの金メダル争いは、スルツカヤの高さのあるジャンプか、コーエンの優雅な スパイラル・ステップシークエンスの争いになりそうだ。

さて荒川はどうであろう。コーエンが万が一ミスをした場合、銀メダルの可能性もある。しかし日本唯一のメダル獲得というプレッシャーに押しつぶされると、SPでもあったようにジャンプでミスが出る可能性がある。気になるのはSPを終えたインタビューで、『あまり欲を出さないで・・・』と良くとれば控えめ、しかし少し慎重になってる発言をしていて、逆に思いがけない高得点が出て欲が出てくるのを自ら押し殺すという心の動きを感じた。SPでの一寸したミスさえなければ、スルツカヤ、コーエンと横一線になっていた。実力は待った見劣りしない。だが彼女ら二人は、4年前のソルトレイクで悔しい思いをしている。狙っても取れない金メダル。しかし頂点に目標を置かなければ、今ほとんど手の平に乗っている銅メダルさえ、こぼれ落ちてしまう。
テレビ朝日のスポーツ・コメンテーター松岡修三も熱く語っていたが、今回はショートプログラムとフリースケーティング(FS)の間に1日挟むという変則的なスケジュールになっている。この間にメダルへのプレッシャーと、一旦気持ちをリセットしてモチベーションを再度起動させるという作業を強いられる。それ故プレッシャーを跳ね飛ばす「頂点に立とうという強い意思」が必要となる。

もし荒川が守りに入ったなら、金はおろか銅さえ失う可能性がある。
FSの得点はSPの倍になる。つまりSPを終えた時点では、ポイント上はまだ三分の一を終えたに過ぎない。荒川はもともとトリノは次の世代に任せて、プロに転向す予定だったという。スポーツキャスターにも関心を示しているという。思いがけずメダルのチャンスがおとずれ、『欲を出すな』というほうが無理がある。それなら頂点を目指す強い意思をもって本番に臨むことだ。それとSPの演技で感じた点だが、スパイラルシークエンスで両手を離すのはやめたほうが良い(とはいってもこの声が届くとは思わないが・・・)。
少しの加点のために全体の流れが悪くなり、観客にも審判にもあの瞬間、不安感を与えたことは間違いない。

万が一荒川がメダルを失った場合、「最後のメダル」を取る可能性のある選手は誰であろう。村主が一番手にあることは勿論だか、SP4位の村主から6位のゲデワニシビリまで3.85の差しかない。さらに村主にとって気になる点がある。
エレメンツの得点は4位の村主が32.61、5位のキミー・マイズナー34.20、6位のエレーネ・ゲデワニシビリが33.25であること。
滑る度に上手くなる若いマイズナートとゲデワニシビリを相手にするのは、村主にとって決して易しい事ではない。松岡修三はさかんにFSまでの1日は練習を休めといっていたが、練習場に姿をあらわさなかったのはコーエンだった。

私はもし荒川がメダルを失ったとしたら、朝田真央と同じ1990年生まれで誕生日の違い(1月7日生まれ)で最年少16歳で出場できたグルジアのエレーネ・ゲデワニシビリを銅メダルの第一候補に挙げる。

注目の安藤だが、4回転に挑戦するなら100%自滅する。プレッシャーのかからない練習でさえ、7回目でようやく転倒を免れたという。(4回転確実に回ったかは不明)
実際安藤が4回転に成功したのは、ジュニア時代の2002年NHK杯のエキシビションの一回のみだ。これはもう昔話のようなもので、現在の安藤の体型では(さすが世界のワダエミ、黒っぽい衣装で安藤のラインを消している)プレッシャーのかかる本番では、100回やっても(4回転もどきはできても)本物の4回転は1回も成功しないだろう。
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by tsune2514 | 2006-02-23 22:19 | スポーツコラム
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