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絶対君主プーチンの終わりの始まり!、20日オバマ米大統領「ロシア」への追加制裁発令。

3月20日、オバマ米大統領はホワイトハウスで、「ロシアの軍事力によるウクライナ・クリミアの編入強行の事態を受け、関わりのあるロシア政府高官20人と関連銀行を新たに制裁対象に指定する」と表明した。既に発令済みの大統領令に基づき、米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁止される。
今回追加制裁されたロシア側の人物は、プーチン大統領の側近イワノフ大統領府長官やナルイシキン下院議長の他20人と、ロシア金融界で資産規模17位の「バンク・ロシア」が対象となった。

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<ホワイトハウスで声明を発表するオバマ大統領 by CBS>

尚、オバマ大統領はこの声明の中で、ロシア経済の主要分野に制裁を科す新たな大統領令に署名したと合わせて表明。この新たな新大統領令で制裁の対象になるのは、金融、エネルギー、資源、防衛、機械などの分野の個人・団体で、今後ロシア側の行動次第では、さらに制裁対象を追加指定していくとしている。オバマ大統領は「国際社会は、ロシア軍がウクライナ東部へさらに侵入する体勢を取っていることを深く懸念している。もしロシアが事態をエスカレートさせれば、孤立を招くことなる事を知る必要がある」とロシアのさらなる軍事侵攻にたいし強い牽制をした。

一方プーチン大統領も18日、米・欧に対し報復すると宣言している。またロシアの政府系調査は20日、プーチン大統領の支持率が75・7%に達したと発表した。この支持率はプーチン大統領が3回目の大統領選に出馬表明した2011年以降、最高の支持率となる。

このロシアと米・欧諸国の対立は、国際政治状況が、安倍総理の靖国参拝時と酷似している。どちらも周囲の国からはやめろやめろ言われれながら、強行しその結果、世界を敵に回してしまった。そして自国の支持率が一時的に上がったのも、全く同じ状況となっている。安部総理が靖国に参拝することによるメリットは、今となると国民の多くがわかってきたが、結果的に自身の権力欲が満足した以外、一つも良いことはない。
今後ロシアと米・欧・日らの先進七カ国との報復合戦になると思われるが、所詮脆弱な経済基盤のロシア一カ国と、G7では勝負にならない。2012年の名目GDPはロシアが約2兆300億ドル、G7合計は約34兆5600億ドルで、ロシア単体では、G7の約5.87%程度の経済規模しかない。
イスラエルのヤアロン国防相がクリミアへの対応について、「オバマ大統領は弱腰だ」と避難したが、ロシアにとっては、経済制裁でじわじわと「真綿で首を絞められる」状態に陥るのが一番こたえる。

ロシアで絶対君主として君臨するプーチンだが、お友達のウクライナ前大統領ヤヌコビッチ氏の顔を立てて、クリミヤに軍事侵攻したが、なんの得にもならないクリミヤを得たとしても、東西冷戦終了後、ようやく手にいれたG8の身分もいまや剥奪されようとしている。これは米国のお願いを無視し、祖父でA級戦犯の岸信介の名誉をかけて靖国に参拝した安部総理が、いまや米国に土下座する始末となったのに近いものがある。
長くロシア政治で絶対的権力を行使してきたプーチン氏だが、クリミアに軍事侵攻するという一手は、政権を追われる「敗着」となる一手となるだろう。

<ロシアへの追加制裁を発表するオバマ大統領 by CBS> 
http://www.cbsnews.com/news/obama-expands-us-sanctions-on-russian-officials-cronies/

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by tsune2514 | 2014-03-21 20:30 | スポーツコラム
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