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レッドソックス95年振りの本拠地Wシリーズ優勝。上原日本人初の胴上げ投手!

本日10月31日(日本時間)Wシリーズ第6戦がレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークにカージナルスを迎えて行われた。
この試合6番打者のビクトリノが大活躍。3回ツーアウト満塁の場面で、あわや満塁ホームランかと思わせる大飛球をレフトに放つ。この打球は名物グリーン・モンスターに阻まれるも走者一掃の2塁打となり前半でレッドソックスは優位に立つ。レッドソックスの攻撃は4回も続き、8番ドルーがソロホームラン、4番ナポリが追加点、そしてビクトリノはまたもツーアウト満塁の場面で打席に立ち、ライトにヒットを放ち1点を追加する。
これでレッドソックスは前半戦で6-0とカージナルスを圧倒。シカゴ市民で埋め尽くされたフェンウェイ・パークのファンは、この日のレッドソックスWシリーズ優勝を確信する。
唯一カージナルスに流れを変える可能性があったのが、先発のラッキーが7回にカージナルス打線につかまり1点を献上、さらにファボールを与えツーアウト満塁とし4番DHのクレイグを打席に迎えた場面だった。ここでファレル監督は切り札の田沢投手を登板させる。田沢投手は見事1塁ゴロに打ち取り、自らファーストベースのカバーに入り最大の危機を切り抜ける。8回はワークマンが3人を簡単に打ち取り、上原投手は6-1と5点リードの状況で9回マウンドに立つ。ファンはもちろん、ナインもベンチも勝利を確信している中での9回の上原の登板は、謂わば試合を終了させるための最後の儀式のようなものだった。
最初の打者ジェイは2球でレフトフライに打ち取り、次の打者デスカルソも4球でレフトフライに打ち取る。
この打球はセンター方向の内野と外野の中間に飛び、ショート、センター、レフトの3人が捕球に向かうがレフトのゴームズが、俺が取るとばかり大きく両手を広げ補給した
最後の打者Mカーペンターはファールで6球まで粘るが、最後に右外郭フォークに空振りしゲームセットとなる。
そして上原投手はWシリーズ日本人初の胴上げ投手となり、勝利が決まるとレッドソックスのナインは捕手ロスと抱き合う上原を取り囲み喜びを爆発させた。
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            <喜びを爆発させる上原投手とレッドソックスのナイン>

<屋外のTV観戦で応援するボストンの市民>
http://www.youtube.com/watch?v=QAMf3bZ9sAM

このシリーズはWシリーズの歴史上後世に残る記録ずくめのシリーズとなった。第4戦の走塁妨害によるサヨナラゲーム、第5戦の牽制死によるゲームセットはともにWシリーズ初の出来事で、そこには必ず上原がいた。またレッドソックスファンにとってほぼ一世紀(95年)振りの本拠地フェンウェイ・パークでのWシリーズ優勝となった。95年前の優勝ではあのベーブルースが投手として2勝している。そのベーブルースをヤンキースにトレードしたことで有名な「バンビーノ(ベーブルースの愛称)の呪い」が2004年のWシリーズ優勝で解けたかに見えたが、本拠地での優勝まで95年を有することになった。今日の勝利で「バンビーノの呪い」は一つの思い出になり、2013年の新たな伝説が作られた。ボストンのレッドソックス・ファンは2013年の新たな伝説に田沢、上原両投手の確かな存在があることを末永く記憶することだろう。

それにしてもメジャーリーグの天然芝の解放された屋外球場は美しい。
野球という言葉は明治27年中馬 庚(ちゅうまん かなえ)がベースボールは野原でするので「野球」と訳したとされている。空を遮ったしかも人工芝の日本のドーム球場の野球は、既に野球ではなくなった。
日本人メジャーリーガが選手寿命にも影響する人工芝の日本の野球を捨て、メジャーリーグの開放的な天然芝の野球場でプレーすることを選択するのは無理からぬものがある。野原でするボール競技としての野球の原点そのものが今のメジャーリーグには確かにある。

[WWシリーズ第6戦の動画]
http://wapc.mlb.com/play/?content_id=31167951
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by tsune2514 | 2013-10-31 23:18 | スポーツコラム
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