TODAY'S Column [今日のコラム]

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2013凱旋門賞、オルフェーブルまたも2着、キズナ健闘するも4着入線。

昨日23時15分に出走した凱旋門賞での悲願の日本馬優勝は、またしてもお預けになった。
優勝はキズナと並んで2番人気、地元フランスオークス馬のトレヴで、かろうじて2着に入線したオルフェーブルを4馬身引き離す圧勝だった。どうもオルフェーブルに騎乗したスミヨン騎手は、昨年同レースでゴール直前で差し切られたレースがトラウマとなっていたようで、大事に乗りすぎたきらいがあつた。
4コーナ手前あたりではオルフェーブルが行きたがったが、スミヨン騎手はがっちり手綱でオルフェーブルを抑え込み、直線での追い出しがトレヴよりワンテンポ遅れてしまった。レース後スミヨン騎手は、『最後の直線半ばでトレヴには追いつけないと思い、2着確保に切り替えた。(勝てなくて)申し訳ない』と語った。
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        <優勝したトレヴ(牝3)とジャルネ騎手(左端・グレーの勝負服)、ゴール瞬間のシーン>

スミヨン騎手は追い切り後も、レース前もメディアの取材を一切断り、沈黙を守り続けていた。
これは今回の凱旋門賞にかける思いの強さの表れともとれるが、いささか神経質になっていたように思える。
もちろん勝ったトレヴは、これほどの大レースで大差をつけて勝利したのだから、馬の絶対能力は間違いなく超一級品。たとえスミヨンがベストの騎乗をしても、差は詰められたとしても勝ちきることはできなかったことは間違いない。
キズナに騎乗した武豊ジョッキーはスタートから終始トレヴをマーク。4コーナ手前から早めにトレヴと同じタイミングで追い出し、今のキズナの力は出し切った上でのベストの騎乗で4着入線となった。前哨戦のニエル賞でハナ差制した英国ダービー馬「ルーラーオブザワールド」を今回のレースでは4馬身差をつけたので、明らかにニエル賞の時より状態は相当良かったが、それでも勝てなかったのだから、勝ったトレヴを称えるべきであろう。
トレヴの勝利の要因は、絶対能力の高さはもちろんのこと、地元フランスの調教馬で、馬の走法自体がフランスの芝にあった走りになっていたこと。また今回のレースの走破タイムが2:32.04とやや遅かったのは日本で言う重馬場で、オルフェーブルとの5Kgの斤量差がパンパンの良馬場と比較して数字以上にトレヴに有利に働いたと思われる。
これで3年連続、牝馬が凱旋門賞を獲得することになった。しかも、2011年、今年2013年は3歳牝馬の優勝となつた。
また本年を含め過去24年間の国別優勝馬は、仏16、英4、伊3、独1で、欧州以外の調教馬の優勝は0である。
一般的にサラブレッドは4歳の秋に最も強くなるという。ぜひ武豊騎手とキズナのコンビで来年再挑戦して欲しいものである。

<2013第92回凱旋門賞レース映像>
http://www.youtube.com/watch?v=-7pHtK2oAwc
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by tsune2514 | 2013-10-07 19:58 | スポーツコラム
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