香川真司がマンチェスターUを選択したのは正しかったのか?
9月22日(日本時間23日未明)イングランド・プレミアリーグ第5節が開催され、香川真司が所属するマンチェスター・Uは敵地エティハド・スタジアムでマンチェスター・Cとのダービーマッチに臨んだが、エースストライカーのファン・ベルシーを怪我で欠いたこともあり1-4で完敗した。
ユナイテッドの指揮官デビッド・モイーズは交代枠を2つ残したまま特に反撃への目立った采配はなく、後半はベンチでうずくまりシティの攻撃を見守るばかりだった。
<試合後半、ベンチでうずくまるモイーズ監督>
香川選手はこの試合も出場機会がなく、これでプレミアムリーグの試合では、開幕から5試合連続して全くピッチに立っていないことになる。
またユナイテッドも開幕から5戦目で2勝2敗1引きの勝ち点7を獲得したに過ぎず、8位と低迷している。
その2勝も、9位のスウォンジー、19位のクリスタル・Pという中位~下位のチームから獲得した勝利で、上位チームのリバプール、シティには敗退、かろうじてチェルシーと引き分けるという、非常に内容の悪い結果を残している。
<イングランドプレミアリーグ順位表>
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/eusoccer/england/2013/ranking
名将アレックス・ファーガソンの後を引き継いだデビッド・モイーズは、前シーズンまでプレミアリーグ中堅のエヴァートンFCを10年間率いてきたが、最高順位が5位と決して際立った結果を残しているわけではない。
ちなみにユナイテッド活躍していた元イングランド代表のマイケル・オーウェンはこの試合中にツイッターで、「自分がモイーズだったらヤングに代わって香川を使う」と言い切つている。
世界で最も人気の高いサッカークラブチームのユナイテッドが中位で低迷している状態は、サポータ、クラブ経営サイド双方にとって決して許されるものではなく、シーズン途中での監督解任も十分ありえると思われる。
香川真司選手はもちろんファーガソンの高い評価と同時に、ユナイテッドこそ世界で最も強いリーグの最も強いチームであると考えて移籍を決めたはずだ。
しかし現状、必ずしイングライド・プレミアムリーグそのものが唯一の世界最強リーグではなくなった。
近年のUEFA CLの結果を見れば、香川が一昨年まで所属していたドイツ・ブンデスリーガが台頭し、イングランド、スペイン、ドイツの3リーグが最強リーグ形成する三つ巴の争いとなってきている。
ちなみにここ5シーズンのUEFAチャンピオンリーグの優勝及び準優勝チームは、プレミアムリーグが3チーム、スペイン・リーガ・エスパニョーラが2、セリエAが1、ブンデスリーガが4チームとなっている。
ドイツの地元企業をメインとする支援、熱狂的かつ暖かい質の高いサポーター、セリエAのような八百長の黒い歴史などとも無縁な点など、ここしばらくはブンデスリーガの欧州サッカーリーグにおける存在感はますます高まるものと思われる。
その意味で、香川選手がドルトムントを離れユナイテッドを選択したのは、タラレバにはなるが賢明な選択だったかいささか疑問が残る。
モイーズ監督が香川選手を主力メンバーとして考えていないこと間違いないが、リーグ戦にこのまま出場できない状態がいつまでも続くとも思えない。ユナイテッドサポーターからも『何故香川を使わないのか』という声は日増しに高まっている。来年6月開催のブラジルWCも迫っているなか、香川選手がユナイテッドのトップ下として再び輝くことを願ってやまない。
ユナイテッドの指揮官デビッド・モイーズは交代枠を2つ残したまま特に反撃への目立った采配はなく、後半はベンチでうずくまりシティの攻撃を見守るばかりだった。
<試合後半、ベンチでうずくまるモイーズ監督>
香川選手はこの試合も出場機会がなく、これでプレミアムリーグの試合では、開幕から5試合連続して全くピッチに立っていないことになる。
またユナイテッドも開幕から5戦目で2勝2敗1引きの勝ち点7を獲得したに過ぎず、8位と低迷している。
その2勝も、9位のスウォンジー、19位のクリスタル・Pという中位~下位のチームから獲得した勝利で、上位チームのリバプール、シティには敗退、かろうじてチェルシーと引き分けるという、非常に内容の悪い結果を残している。
<イングランドプレミアリーグ順位表>
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/eusoccer/england/2013/ranking
名将アレックス・ファーガソンの後を引き継いだデビッド・モイーズは、前シーズンまでプレミアリーグ中堅のエヴァートンFCを10年間率いてきたが、最高順位が5位と決して際立った結果を残しているわけではない。
ちなみにユナイテッド活躍していた元イングランド代表のマイケル・オーウェンはこの試合中にツイッターで、「自分がモイーズだったらヤングに代わって香川を使う」と言い切つている。
世界で最も人気の高いサッカークラブチームのユナイテッドが中位で低迷している状態は、サポータ、クラブ経営サイド双方にとって決して許されるものではなく、シーズン途中での監督解任も十分ありえると思われる。
香川真司選手はもちろんファーガソンの高い評価と同時に、ユナイテッドこそ世界で最も強いリーグの最も強いチームであると考えて移籍を決めたはずだ。
しかし現状、必ずしイングライド・プレミアムリーグそのものが唯一の世界最強リーグではなくなった。
近年のUEFA CLの結果を見れば、香川が一昨年まで所属していたドイツ・ブンデスリーガが台頭し、イングランド、スペイン、ドイツの3リーグが最強リーグ形成する三つ巴の争いとなってきている。
ちなみにここ5シーズンのUEFAチャンピオンリーグの優勝及び準優勝チームは、プレミアムリーグが3チーム、スペイン・リーガ・エスパニョーラが2、セリエAが1、ブンデスリーガが4チームとなっている。
ドイツの地元企業をメインとする支援、熱狂的かつ暖かい質の高いサポーター、セリエAのような八百長の黒い歴史などとも無縁な点など、ここしばらくはブンデスリーガの欧州サッカーリーグにおける存在感はますます高まるものと思われる。
その意味で、香川選手がドルトムントを離れユナイテッドを選択したのは、タラレバにはなるが賢明な選択だったかいささか疑問が残る。
モイーズ監督が香川選手を主力メンバーとして考えていないこと間違いないが、リーグ戦にこのまま出場できない状態がいつまでも続くとも思えない。ユナイテッドサポーターからも『何故香川を使わないのか』という声は日増しに高まっている。来年6月開催のブラジルWCも迫っているなか、香川選手がユナイテッドのトップ下として再び輝くことを願ってやまない。
by tsune2514
| 2013-09-24 20:09
| スポーツコラム