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キズナ、凱旋門賞前哨戦(ニエル賞・仏G2)快勝!

10月6日の凱旋門賞に出馬する日本ダービー馬「キズナ」は、今月15日武豊が騎乗し、前哨戦「ニエル賞・仏G2」で英国ダービー馬「ルーラーオブザワールド」とのゴール前激しい競り合いをハナ差制し、見事勝利を飾った。
12日の追い切りに騎乗した武豊は『トライアルらしい85点くらいのでき』とコメントしており、この状態での勝利は本番のレースに相当期待の持てるステップレースであったと思わせた。
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馬番号8キズナ・武豊騎乗

「2013ニエル賞・仏G2」レースビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=uinvcvancTs


今回のキズナ陣営(調教師佐々木晶氏、馬主前田晋二氏)の凱旋門賞挑戦の凄さは、ダービー勝利後、高額賞金の獲得できる日本レースを潔く捨て、凱旋門賞の勝利に向け最善のステップを選択したことにある。

これまで凱旋門賞に出馬した日本の有力馬ディープインパクト、昨年2着に惜敗したオルフェーヴルらは、古馬になり春の天皇賞、宝塚記念のGIレースを経て凱旋門賞に向かった。
競争馬を所有、管理する側としては当然の経済行為で、第三者が何ら文句の言える筋合いでないのは勿論である。
ただし世界最高峰レースの一つ、凱旋門賞の勝利という大望を得ようとするならば、何かを捨てなければならない。
三冠馬となり、春天も宝塚も出て高額賞金を得、更に凱旋門賞を勝とうとするのは余りにも虫が良すぎる。
勝利の為に3歳で凱旋門賞に出なければならない理由は、負担重量が三歳馬に極めて有利だからである。
昨年に引き続き今回も参戦するオルフェーブルは古馬のため59.5kgの負担重量を課せられる。その点キズナは三歳馬のため56Kgの斤量で済む。
ちなみに凱旋門賞では過去10年で3歳馬は8勝もしている。
 
馬名のキズナは、東日本大震災を契機に人と人との繋がりを象徴する言葉としての「絆」が由来とのこと。
もしキズナが凱旋門賞を勝利すると、日本生産馬初は当然として、日本産の種牡馬(ディープインパクト)、日本人オーナ、日本人調教師、日本人騎手のオールジャパンチームの勝利となる。

5冠馬シンザンの調教師で名伯楽として名高い故武田文吾氏は、『調教師の仕事は馬を使わないことである』と語り、人間の欲で馬を過剰に走らせることを戒めたという。
私はその意味において、今回のキズナ陣営の気高い挑戦に栄光が輝くことを切に願っており、可能性はかなり高いと考えている。またキズナ、オルフェーヴルのワンツーフィニッシュの確率も相当高いものと思われる。
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by tsune2514 | 2013-09-16 15:05 | スポーツコラム
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